ANNEX・千夜一酒館
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吉本興業とビール4社の不敵な関係

キリン「世界のハイボール」 CMキャラクターに、
ナインティナインの岡村隆史。
思わず笑ってしまうキャスティングである。

あまり酒を飲みそうなイメージでもないし、
お笑いファンには「根が暗いオジサン」で通っている
岡ちゃんを起用する時点で笑ってしまうのである。

「サル顔の若手芸人」というイメージはやはり強いのかな。
今年40歳になるベテランなのだが…。

以前も指摘したが、吉本興業…
いまは「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」ですか。
この事務所の節操なさにはほんとに感心するばかり。

ナイナイのコンビで、少し前にサッポロビールの「ビバライフ」という
新ジャンルのCMに出ていたではないか。

この商品は人工甘味料の味が嫌われ、短命に終わったのだが、
それをいいことに、すぐに競合会社のCMに出てしまうんだから、
「腰の軽さ」には恐れ入る。

そうでなくとも、今でもアサヒビールでは「クリアアサヒ」の浜田雅功、
キリンビールは「のどごし生」の山口智充、
そして今年からは「サッポロ黒ラベル」で宮迫博之が起用されている。

みんな吉本のタレントだ。
ぐっさんは準レギュラーに降格しているものの、
みんな「リンカーン」メンバーだったりするし。

そういえば、少し前までは松本人志がサントリーの新ジャンルのCMに出ていたし、
相方の浜田も、同じサントリーのCMに出ていたこともある。

岡村は以前、キリンビバレッジの「NUDA」(地味に販売継続中)のCMで
得意のダンスを披露していたっけ。(その後、相方の矢部浩之も出演した)

キリン出演歴があるからサッポロのはなかったことに…ということなのかな。

「タレントの頭数が多いから、競合会社のCMでバッティングするのはしょうがない」
としか、吉本は言えないのだと思うけど、ねぇ…。

ストロングチューハイタイムゼロ

初めて「チューハイ」について書く。
しかもクリスマス間際に。(笑)

サンガリア「STRONGチューハイタイムZEROレモン」をスーパーで購入。

もうメーカー名だけで一目ぼれして買ってしまった一品。
B級的存在感で確固たる地位を築く「サンガリア」が
アルコール飲料を作るとどうなるか大いに気になったのだ。

で、ゆず湯に入ってから 、のんびりしながら一口。

アルコール度数9度というパワフルさ。
しかし飲み口はレモン。
「シチリア産レモン」を謳うだけはある。

いやー、フルーティな味わいにクイクイ言ってると、
どんどん心持ち良くなる。
なんたって9度もあるのだから。
9度で350mlだから、アルコール濃度は結構な量。
コストパフォーマンスもナイス。
サンガリア、ゴイスーです。

冬のパスティス

ひさびさにパスティスの瓶を手に取る。

「やまや」で買ったもの。


銘柄は「GIRARD」で、ジラールと読むんだって。

冗談みたいな名前である。


まあ、パスティスなのでリカールだろうがペルノーだろうが

相変わらずの歯磨き味なわけだが、

やっぱりたまらなく、いい。


普通は水で割って、白濁させた状態で飲む人が多いが、

アタシはストレートで飲むのがいいね。

舌に残るヒリヒリ感がいいのだ。


そして鼻に抜ける香り。

冬の鼻づまりもスッキリ。


日本人の多くは嫌う味と言われるが、

みんな損してると思うんだな。

サッポロ生ビール 東北ホップ100%

サッポロビールが今年発売した、

「東北ホップ100%」を謳った「黒ラベル」。

東北6県限定発売である。


缶デザインは、通常の黒ラベルの白い部分に、

「ツルになるホップ」を描いている。


このため、「キリン一番搾りとれたてホップ 」に似てしまっているが、

「星マーク」は通常の黒ラベルと変わらないので、

間違う人はそうそういないだろう。


東北といっても、ほとんどが我が岩手県産。

軽米町周辺の地区で生産されているホップが使われている。


残念ながら?青森県田子町(ニンニクで有名)周辺のものが

一部入っているため、「とれたてホップ」のように「岩手県産」を謳ってはいないが、

醸造も正真正銘仙台工場で行われているとのことで、

間違いなく「東北」産、というわけ。


味は…正直、普通の黒ラベルと大差ない感じがするが、

その分、「安心感」と「地場感」を味わえる一品となっている。



岩手の地名にはキビしい

「楽茶間PLUS」(岩手朝日テレビ)を見ていたら、
「麦とホップ」PRのため、サッポロビールのイメージガール、
美優紀嬢が生出演し商品のPRをしていた。

ブログでは「無事に終わった 」、と書いているが、
「軽米町」(かるまいちょう)を「かるいちょう」と読んでいたのを
俺は聞き逃さなかった。(司会者がやんわり訂正していたが)

タンカレー・ジン

久々にジンの話題。
ある店でタンカレーが安く手に入ったのでさっそく開栓。


香り、味わいからは強烈な個性を感じさせない、
ある意味「スタンダード」な一品。


ビフィーターのような香り高さもなく、
ゴードンのようにエッジも効いていない感じがする。


ジュニパーベリーたちが、
電信柱の後ろからひょっこり顔を見せてくれるかのようなつつましさが、愛らしい。


キンキンに冷やしもせず、もちろんマティーニにもしないで飲む。
「飲みやすい」。


その飲みやすさで、その存在感を醸し出すタンカレー。
これこそ、ジンの「王道」なのかもしれない。

オーシャンラッキー

とうとう買ってしまった。
「オーシャンラッキー4リットル」(メルシャン/キリンビール)。
大人買いもいいとこである。

毎日ちょびちょびづつしか飲めないことは分かっているんだが、
まとめ買いの誘惑には勝てず。

もちろん分かってます。これが「安ウィスキー」だってことは。
普段飲んでるバランタインより味は落ちるだろうということも。

横にあったアサヒのなんちゃってウィスキー(*)「ほろよかブレンド」には
手を出さなかったが、オーシャンラッキーもコンセプトとしては似たような商品。

なんかあれこれ考えず、水で割って口につけることに。

…案外いけるよ。うるさいことを言わなければ。

焼酎で酔いたくないときにはこれでいい。
アーモンドでもさきいかでも、かじりながら飲るにもいい。

カティサーク12年なんてものをときどきありがたがりながら飲んだりするけど、
こういうカジュアルな洋酒もいいものだ。


*いわゆる「ニュースピリッツ」と呼ばれるもの。
蒸留酒をブレンドし着色等の加工でウィスキー風に仕上げたスピリッツ。
サントリー「カスタム」「ブルーリボン」などが類する。

あっちがマサカズなら

新しい「ドラフトワン」キャラクターはなんと千原ジュニア。
往時の「ジャックナイフ」を思わせる、うつむいて硬い表情のジュニア。
何が起こるのか、と思わせるCMはジュニアのキャラクターを存分に生かしていてよい。

サッポロビールの新ジャンルといえば「麦とホップ」、
田村正和御大が「ビールと間違えた~ンフフ…」(誇張あり)と宣伝したために大当たりしてしまい、
ビール風飲料では他メーカー含め元祖的存在の「ドラフトワン」は割を食ったはず。

確かに「ドラワン」はあっさり味なのがウリといえばウリ、マイナスといえばマイナス。
「麦とホップ」に客が流れた今、本家が立った。

キャッチフレーズは「ビールよりスッキリ!が欲しい。」
またも「ビール」という言葉をあえて使うのは作戦か。

WEBサイト でもジュニアが真っ正面を向いたド迫力の写真が使われ(はっきり言って怖い)、
サッポロの並々ならぬ決意を感じた。
(ナレーションでもいいから兄貴の靖史も出してやってくれ)

ただ、このCMの直後に「クリアアサヒ」のCMが出てきて、
吉本興業の節操のなさも改めて実感した。

浜田雅功はクリアアサヒ、山口智充&チュートリアルはキリンのどごし生…。
サントリーも過去には「スーパーブルー」で松本人志、
そして「KIRE」(終売)には浜田雅功(!)がCMに出ていた。

岩手の夜は、ハイボールからはじまる

お久しぶり。

「岩手の夜は、ハイボールからはじまる」というCM。

のっぽ女・小雪が出演するサントリー角瓶のCMであるが、
石川さゆりのCMソングを聞き流しているさなかに、
このフレーズが聞こえてくるとビビる。(笑)
全国CMかと思っているとローカルCMというすごいオチ。

ちなみにオリジナルはこちら
調べると、東北各県で、
「夜は、ハイボールからはじまる。」という決めゼリフに
県名をプラスしたバージョンを放送しているようだ。

ただしさすがに宮城県だけは「仙台の夜は…」だそうである(苦笑)。

麦とホップ

ビール売り上げでとうとうサントリーに抜かれるなど、

景気の悪い話しか聞かないサッポロビールであるが、

そんなサッポロに福音。

第3のビール新商品「麦とホップ」が好調で、

生産が追いつかないというのだ。

「ビールと…間違えました…」と田村正和がいつもの口調で言ってるだけなのに、

バカ売れらしい。

実際飲んでみると「正和、言い過ぎやろ」と思うのだが

ほかの商品よりはまとまった味がする。

こういう商品を開発する気合いがあるのに

なぜ最下位に転落するかなぁと思うが、

この勢いで、かつては業界1位だった栄華(実に昭和25年!)を

取り戻してほしいと思うのだ。



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