テキーラの味 | ANNEX・千夜一酒館

テキーラの味

昨日、はじめてテキーラをいただいた。(そんな男がカクテル云々言うな?ごもっとも)
なんというか、ふしぎな味わい。
アロエのでかいやつみたいな「竜舌蘭」という植物から作られている蒸留酒なのだが、
なんとなく「イモ焼酎」のような香りがした。
といってもヤキイモのようなほんわかする香りではなく、
なんとなく南米の砂漠を想起させるような??
とにかく日本にない香りなのだ。

本場では、テキーラ(本来はテキーラ村以外でつくられたものはメスカルというらしい)は
レモンをかじり、塩をなめながら飲むそうだが、
なるほど、そういう飲み方が似合う味だ。

おなじ透明な蒸留酒でも、
甘いラムではレモンも塩も合わないし、
無味無臭の(といいながら、強烈な味と匂い)ウオツカは淡泊すぎて
やはりレモン&塩は合いそうにない。

テキーラをレモンと塩で飲む方法が確立されているのも
「納得」というものである。
先達というのは偉いんだなぁ。

(でもやってみたらウオツカもラムも合うかもしれないなぁ)