ドラフトワン スパークリングアロマ | ANNEX・千夜一酒館

ドラフトワン スパークリングアロマ

サッポロが満を持して発売した第3のビール「ダブルドライ」「うまい生」がさっぱり売れず、

結局ブランドを「ドラフトワン」に絞ることとなったそうだ。

そういえばテレビCMも全然見かけなくなった。


「うまい生」は水っぽいだけでうまいとはとても思えなかったが、

「ダブルドライ」はまずまずの味だと思っていたので少々残念。


今冬の限定商品としてリリースされた「ドラフトワン スパークリングアロマ」。

緑がかった金色の缶に感じる上質感に期待しつつ、

一口飲んで「あれ?」。


これは去年夏に発売された「夏色缶」そのものの味だ。

ブルーのロゴをグリーンに変えた「夏季限定商品」だったアレだ。


缶をよく見れば「ニュージーランド・ネルソン地方のホップ」とある。

つまり中身そのものは、1年半前の商品なのである。

それを名前だけすげ替えて発売しているだけなのだ。


夏色缶という名前で出ていた味を冬に飲まされる「がっかり感」は否めず、

どうせなら違うアロマで楽しみたかった気もするが、

「夏色缶」がワンシーズンだけで終わらなかったことには妙な安堵感もある。