ANNEX・千夜一酒館 -5ページ目

ブログが書けないぞ

最近書いてなかったのは、

夜にうまい酒を飲み、「さあお酒ブログを書くぞ」とAMEBAにアクセスすると

「アクセスできません」って出るんですよ。

ネタはあるのにブログがアップできないのだもの。


きょうはなんとかアクセスできるので

ジョニ赤の水割りを飲み

(すでにドラフトワンを1缶開けた)

クラッカーをぽりぽり食べながら

キーボードをはたいております。


またひとつ…

岩手の酒蔵がまたひとつ失われようとしている。

岩手川 」である。

「日本酒離れ」による倒産。


子会社である青森の酒類協同組合(過去買収したのだろうか)が

96年破たんし、10年間足かせとなったことも大きいという。


子供の頃から耳になじんだCMソングがある。

「岩手 ふるさとよ やさしい国だよ

 雨も風もナ~ 人情も まろいよ~

 遠く離れても 心は帰るよ~(以下失念)」

「心の酒です 岩手川~」


この間までは、元「なだ万」の中村孝明を

キャラクターにしたCMも流れていた。

地元の名を冠した酒。いつもそこにあるから、

あえて買って飲んだりはしなかった。

今にして思えば、もっと飲んでおけばよかったな、と思う。


従業員は全員解雇され、工場は閉まったままという。

とはいえ、岩手川ブランドを残すことに前向きな人々もいるそうだ。

よそ様に買われる前に、ぜひ県内の(経営の安定した)酒蔵に、

サブブランドでもいいから、岩手川の名前を継いでもらいたいものだ。


サントリー ジョッキ生

第3のビールのくせに、ど直球な「ビール名前」の新製品。

缶デザインもビールをイメージさせるデザイン。

その点では「のどごし生」にも似ている。

所ジョージを起用した「ひっぱりCM」で消費者の期待感をあおり、

21日に満を持して発売となった。


本日ケース買いし、一本いただく。

「キレ味生」の後継製品ということで、味も成分も似ている。

香りはほとんどなく、味も飲んだそばから消えてしまう。

「カラッと爽快」のキャッチフレーズだが、

香りも少なく味も消えるから「飲んだ感」も薄い。

まるで水を飲んでいるかのようだ。

「新生」のような水っぽさはない。ただ味が消えるのが早いだけ。


名前の通り、「ジョッキでグビグビ」飲れば、

さっぱりしてそこそこうまいような気もする。

お食事のお供にもいいだろう。

上物のビールだと味わってしまうし。

ビールや発泡酒では心配になる「プリン体」も少ないみたいだし。


能書きはたれたが、このジャンルは皆だいたい似た感じ。

ドラフトワンとも大差ない気もする。

このジャンルもどうせ値上がりするのだ。

いまのうちにお安く味わっておこうではないか。

二本目、いってみようかな。

キリン 円熟

開発に11年かかったと豪語する、キリンの新製品発泡酒。

コクがあるという飲み口。どしっとは来ないが、後に残るうまみ。

発泡酒らしく麦の香りがおしつけがましくなく、ホップの香りもさわやかで飲みやすい。

6%とやや高めのアルコール度数がダイナミックさを演出する。


あえて「麒麟淡麗」のラインには入らず、

違う方向性を目指す発泡酒。

「のどごし生」のように定番商品になればいいな、と思うが…

サントリーブルワリー ワールドセレクトビア

ファミリーマートで購入。

先日購入した緑の「ボンビエール」と異なり、赤を基調としたデザイン。

「カナダ産とフランス産大麦 チェコ産とドイツ産アロマホップ」というふれこみ。

さらにそれを日本の天然水で仕込んだというのがウリらしい。


全体的にスモーキーな香り。ほのかにカラメル感も。

ホップの香りと麦の香りが混じり合い、

麦かな? ホップかな? と迷わせる。


飲み口はまろやか。やや口に残るか。

鼻に残る香りが愉しい。


最近サントリーのビールばかり飲んでるなぁ~。


サッポロ黒ラベル

自宅では久々に飲んだ。

最近リニューアルされたとかで、

缶デザインもシンプルながらしゃれたものになった。

サッポロが最近オシている「協働契約栽培」をイメージした、

ナチュラルさもアピールしている。


サッポロビールの味は、

もう完成され尽くした「王道の味」かもしれない。

軽快なのどごし、やわらかなうまみ。

ホップは抑え気味にしつつ、飲み込んだ後に鼻をくすぐるグレーンの香り。

お食事にもベストマッチといえる。


生搾りはしょせん黒ラベルのミニミニ版であり、

ドラフトワンはアルコール飲料でしかない。

黒ラベルの味は、そう言っているかのようだ。

控えめなデザインになった黒ラベルだが、

王者の余裕も感じさせる。

バカーディ オーロ

ラムの名品、バカーディ(「バカルディ」とも)のいわゆるゴールドラム、オーロを飲る。


さとうきび焼酎と似た製法で作られるホワイトラムと違い、

スモーキーな濃厚な香りが特徴。

これでもかと押しの一手で迫るダークラムほどの強烈さはなく、

さっぱりした印象。水割りで楽しめる。


ホワイトラムはソフトドリンクで割って楽しむ、

ゴールドは水割り、ソーダ割り。

ダークはストレートでじっくり味わう。

ラムも三者三様いろんな顔がある。

そんな男に俺もなりたい。(???)

ジンは冷凍庫へ

あぁ~明日は会社だなぁ。という夜。

冷えたビフィーターが体にしみわたる。

矢沢永吉は冷えたジンより女の汗のオイニーだと力説するが、

いやいや、ジンもいいッスよ。

冷凍庫に入れておいたジンはとろりとした舌触りが楽しめる。

口に入れると揮発し、鼻に香りが抜ける。ああええわ。

40度の強烈なアルコール、明日の活力ですナ。


シャーベットビール

シャーベット状のビールというより、

ビールがシャーベットになっている。


冷やすつもりでベランダに放置した缶ビールが

雪に埋もれて凍ってしまうのだ。


といっても完全に氷になってしまうわけではなく、

いちおう液体にはなっている。

氷のつぶつぶが微量に入っているくらいが一番おいしい。


シャーベットになると、見た目はおもしろいが、

意外と飲みづらい。味も落ちるし。

口当たり?はいいけど、

冷たいものがのどを直撃するのでショッキングなのどごしとなる。


ビールといっても正確には「発泡酒」なんですけどね。

あくまで「マイナス5度くらいの屋外に放置する」が条件なので、

全国のみなさまに「おためしあれ」と言えないのが辛いところ。


サントリーブルワリー ボンビエール

ローソンで発見。コンビニは滅多に行かないのだが、

酒の什器で見慣れぬ缶を見つけ、ついつい購入。

…実は購入してから2週間くらい寝かしておいた「秘蔵っ子」。

ディスカウントが一切ないので、割高ではあるが、

たまの贅沢、と思って買ってみたものだ。


「プレミアムモルツ」のようなホップの押しの強さはなく、

麦の香りもガンガンとは来ない。

「さわやか」なそよ風のような香り、とでも言うべきか。

あとからほのかなコクが舌の奥から伝ってくる。

淡泊ではあるが、上品な印象。

昔ながらのビールを好む方には物足りないかも。


サントリーのビール=まずい、という印象を持っていたが、

他社のものに慣れたことからきた先入観だったかも。

「モルツ」でも飲んでみようかな?

(モルツだったらスーパーで安く売ってるし)